ホテルの朝食もいいけど、安くておいしい食堂や屋台がたくさんある台湾では、外で食べる朝ごはんも楽しみの一つですね。
24時間営業の朝ごはん屋さんとか(わかる人だけわかってください)、ついふらふらと入ってしまいます。
你好!oneichinです!
まだまだ新型コロナウイルスの影響で入国が厳しい台湾。
想いを馳せながら台式朝ごはんを作るよ!
蛋餅(ダンビン)とは、簡単に言えば卵のクレープ。
どこで食べても外れなしの、ド定番朝食メニューの一つです。
イマイチだったな、と思ったことは一度もありません。安定のおいしさ♡
今の時期は粉類を手に入れるのが大変かもしれませんが、それさえ手に入れば結構あっさりできます。
まずは一般的な普通の蛋餅から
主な行程はこちら。
- 粉をお湯と冷水で練って寝かす
- お好みの具の準備
- 焼く・もしくは揚げる
・・・簡単です。
粉ものの扱いが苦手な私ですが、成型など気にすることがないので不器用さんでも簡単にできますよ。
中力粉に、塩、熱湯を入れてボロボロになるまで混ぜます。
中力粉がなければ、強力粉と薄力粉をブレンドしても大丈夫です。
ボロボロとした状態になったら、冷水を入れて混ぜ、手で練り始めます。
ツヤツヤとしてきたら、ある程度の大きさに丸めて乾かないように濡れぶきんをかけて生地を休ませます。
大体4~5時間くらいは休ませた方がいいらしいですが、今回待ちきれなくて40分くらいで焼き始めちゃいました。
40分でもあまり問題なかった。
もっと短くてもいいのかな・・・?
寝かせてる間に具の準備をします
具の準備と言ってもあまり仰々しいものではなく、チーズや卵を常温に出し、ネギやニラを刻んで軽く塩を振っておきます。
蛋餅のトッピングと言えばチーズやベーコンが定番!
意外とおいしいのは揚げパンの油條(ヨゥティアオ)。
粉ものを粉ものでトッピングするという背徳感あふれるメニューだけど、油條のサクサク感がおいしいのでオススメ!
普通の蛋餅を焼き始めます
寝かせた生地に打ち粉をして、麵棒でのばします。
薄ければ薄いほど後で作業がしやすくなるけど、お手持ちのフライパンに合わせた大きさでいいですよ。
中火で熱したフライパンに軽く油をひいて、生地をおきます。
軽く焼き目がついたら、卵を落とします。
失敗したわけではなく、蛋餅にまんべんなく卵を広げたいので、わざとつぶしてるよ。
刻んだネギやチーズを適当な大きさにちぎって加えます。
ピザ用の溶けるチーズでももちろんOKです♪
ぱたんと生地を上にかぶせて、卵やチーズに軽く火が通るまで待ちます。
その後生地をひっくり返します。
これを、フライ返しなどを使ってパタンパタンと3つ折りにします。
チーズが中から溶けてきたら適当な大きさに切って、お皿に盛り付けて完成です。
とろみのついた醤油の醤油膏(ジャンヨウガオ)やスイートチリソースの甜辣醤(ティエンラージャン)をつけて食べると、一気に台湾の朝ごはん!
ベランダに出て外の音を聞きながら食べると、ますます台湾感が高まるよ!
ケチャップや日本で買える普通のたまり醤油をつけてもおいしいです。
チーズがトロ~っと出てくるのが最高です。
なにはなくとも卵とチーズはぜひ入れて欲しいところです!
揚げ蛋餅も作ってみます
焼いた蛋餅が主流だけど、もともとは揚げたタイプの蛋餅の方が歴史が古いようです。
揚げるという手間がかかるので、今では揚げ蛋餅を出すお店はかなり減っているみたいです。
今回生地が二枚出来たから、もう一枚は揚げてみよう。
揚げるの初めて!
油を多めに引いたフライパンを熱し、生地をじゃぼんと入れます。
むくむく膨れてきますが気にせずいきましょう。
軽く色がついたら、ひっくり返して卵を落とし、ニラも入れます。
ここであまりのんびりしてると、生地が固くなって折れなくなるので、手早くフライ返しなど使って三つ折りにします。
無事折れたら、軽く油をきって、適当な大きさに切れば完成です。
熱々を食べると、火傷しそうになるけどザクザクしてておいしいです!
朝からこれ食べたら元気出そう。
これは美味しい!
いつもの蛋餅より荒々しいけどこっちも捨てがたい!
こちらも醤油膏や甜辣醤があると美味しさ倍増ですが、たまり醤油やケチャップでも。
材料はとってもシンプルで手軽に作れる蛋餅。
今回はこちらのレシピを参考にしました。
興味がある方はぜひ作ってみてくださいね。
粉さえあればあっという間にできちゃう蛋餅。
台湾が恋しくなったら作ってみてね。
それでは、再見!