お久しぶりの投稿です(;´Д`)
色々台湾料理を作ってはいたのですが、商品化に向けての試作を繰り返したり、オンラインで習っていたりとなかなか記事にしづらいことばかりでした。
そんな折、熟れ熟れのパイナップルを見つけたので土鳳梨酥(トゥーフォンリースー)を作ってみました。
你好!oneichinです!
今日はパイナップル100%のパイナップルケーキ、土鳳梨酥を作ってみるよ。
結構簡単に作れるけど、諸事情があり失敗したよ(最初に宣言)。
台湾に行ったら誰もが一度は目にしたり買ってくる鳳梨酥。沖縄で言うところのちんすこう的な存在と言っても過言ではありません。
価格も安価なものから高級なものまで様々。
日本でもサニーヒルズなどがあるから、気軽に買えますね。
サニーヒルズのパイナップルケーキ、台湾バージョンと日本バージョンどちらも食べてみましたが、個人的には台湾バージョンの方があっさりしていて好みでした。
日本バージョンは、バターの香りが強くて全力でいい材料使っています感が半端なかったです。
まずはパイナップルジャムから作ります
パイナップルケーキの中に入れるジャムを作ります。
ちなみに、土鳳梨酥と鳳梨酥の違いですが、土のついている方はパイナップルだけで作られたジャムが入っているパイナップルケーキ、冬瓜など他のものが混ぜられているパイナップルケーキは鳳梨酥です。
お土産屋さんでめちゃくちゃ安い価格で売られているパイナップルケーキは、ほとんど冬瓜とパイナップルのブレンドです。
冬瓜が入っている方は、酸味が柔らかめで食べやすいことが多いですし、パイナップルだけの方はブランド物のパイナップルを使ったりしていてこだわりを感じます。
なのでどちらがいいというわけではないと思います。
こればっかりは個人の好みですね。
自分の分や台湾好きの人には土鳳梨酥、職場のお土産など「海外のお土産は得体のしれないモノ」と思っている人が多いところには鳳梨酥を買ったりしています・・・(その方が無難な味だから)
これを適当な大きさにザクザク刻んで、グラニュー糖をパイナップルの重量の40%くらいを目安にかけて、溶けるまで放置します。
しばらく待つと溶けるので、鍋に移して炊き始めます。
最初泡がすごい出ます。
やや強めの火をキープしながら木べらで焦げないようにかき混ぜながら炊きます。
大体20分くらいで、こんな感じに煮詰まりました。今回量が少なかったのであっという間でした。
出来上がったものを量ってみたら、175gありました。
これで大体パイナップルケーキ10~12個分といったところです。
冷めたら保存容器に入れて冷蔵庫に入れておくと、半永久的(言い過ぎ)に持つよ!
2か月くらい前のも普通に食べられるし、いったいいつダメになるのか・・・
ちゃんと瓶に入れて煮沸消毒もしたら半年は持つと思う。
出来上がったジャムはかなり日持ちがするので、パイナップルが食べきれないときに作って保存しておくと、生地さえ作ればすぐ作れるのでお勧めです。
次は生地作り
生地は、薄力粉、グラニュー糖、スキムミルク、塩、バター、卵をよ~く混ぜて、しばらく寝かせます。
生地とパイナップルジャムを10個くらいに分けて、包みます(包む作業中写真が撮れず申し訳ないです)。
丸いままでもいいですが、こんな型があると一気に本格的に・・・!
どこで売ってるんだろうと思っていましたが、ネットで普通に買えました・・・
何でも手に入るんですね。
これを180℃に予熱したオーブンで10分前後焼き、一度裏返して5分ほど焼いて、両面に焼き目をつけます。
裏返したとき、裏にもしっかり焼き目がついていれば裏返し作業は不要です。
というわけで、はいっ、出来ました!
・・・ちょっと、色濃くない?
だいぶ小麦色のブツが完成してしまいました。
実はオーブンレンジが2年くらい前から壊れていて、終わったときの音が出ないんです(笑)。
だから、余熱が完了したのもわからないし、いつ焼きあがったのもわからないという・・・
レンジだと多少放置しててもあまり影響はないですが、このように焼き菓子だと、焼きすぎという形であらわれてしまいますね。
そもそも温まらないとか、煙が出るとかダイナミックな壊れ方をしてくれれば買い替える気になるのですが、音が出ない以外はめちゃくちゃ調子のよいこのオーブンレンジ。
しかも、ごくまれに音を出すことを思い出すのか、「ぴ・・・プピッ・・」とか細い音を出すことがあるので、なんか愛着がわいて買い換えられない。
次回からはちゃんとオーブンレンジの前に張り付いて焼き上がりを見守ろうと思っています。
あ、肝心のお味はバッチリです!外側サクサク、パイナップルねっとりという、そこらの鳳梨酥にも引けを取らないものが完成しました!
何度か試作をして、いずれレシピを載せられたらいいなぁと思います。
まさかの焼きすぎという結果に終わったけど、時間さえ守ればちゃんとしたものが出来そう!
台湾全土であんなに作られてるってことは、それだけ作りやすいってことでもあるのかも。きれいに膨らませるなどのワザもいらないし・・・
美味しいパイナップル手に入ったらまた作ってみよう。
それでは、再見!