你好!oneichinです!
9月といえばお月見だね。
今日は、日本のお団子にあたる台湾のお菓子・月餅を作ってみるよ。
お月見といえば日本ではお団子ですが、台湾では月餅を中秋節に家族で食べることで健康や家庭円満をお祈りする習慣があります。
最近では親しい人に贈る習慣もあり、可愛いパッケージの月餅は若い子にも人気みたいです。
スタバなどでもオリジナルの月餅が 売ってたりと、かなりメジャーなお菓子です。
そんな月餅を、自分でも作ってみようと思います!
材料集めにもたつく
主な材料はこちらです。
足りないものだらけで、ほぼ一から
【TOMIZ(富澤商店)】にて買いそろえることに・・・
そして写真上明らかに足りない材料があるのですが、それは後述します。
月餅は小豆餡やハスの実餡、ナツメ餡が入っているのが昔ながらのもので、私が今回作るのは蛋黄酥(ダンファンスー)という、 鹹蛋(シェンダン)を使ったものです。
鹹蛋は、アヒルの卵を塩漬けにしたもので、お粥のおともにしたり野菜炒めにつぶしながら加えて炒めたりと、なかなか便利な一品です。日持ちもしますしね。
鹹蛋は近所の中国物産店で買えました。もし手に入らないようでしたらネットでも買えますよ~。
- 二種類の生地( 水油皮と油酥皮)を作る
- あんこと鹹蛋の黄身を埋め込んでオーブンで焼く
こうして書きだすとすごく簡単そう!!
実際、そんな簡単にはいかないわけですが・・・
まずは皮づくりです。二種類の生地のうち、水油皮(シュイヨウピー)を作ります。
ここでアクシデント発生!
あ!生地に使うラード買ってくるの忘れた!!
慌てて近くのスーパーへ。お店の方に自信満々で焼き肉用の牛脂を出され、「これ持って行っていいわよ」と言われましたが、私が欲しいのは牛脂(ヘット)ではなく豚脂(ラード)なんです。残念。
なので、予定変更。まずはラード作りです。
冷凍庫で大事に保存していた豚の背脂を切って弱火で溶かします。春巻用にとっておいたのに・・・背脂だけだと焦げるので、少量のお水を一緒に入れてくださいね。
30-40分くらいかかるので、その間にあんこを小分けにしたり鹹蛋の黄身を取り出したりします。
キッチンが背脂チャッチャ系のラーメン屋さんのにおいに包まれてきました。
もはや何を作ろうとしているのか忘れてしまいそうですが、今日は月餅を作る予定です。
二度ほど濾してようやく完成しました!
残ったカリカリの部分は、後でチャーハンに使いましたがものすごくおいしかったです。
やっとふりだしに戻る
本来なら手でこねるところですが、ホームベーカリーの「こね」機能におまかせです。
10分くらいで指にくっつかなくなってきたので完成です。しばらく寝かせます。
次は油酥皮(ヨウスーピー)です。
こちらもホームベーカリーにおまかせ!と思いきや・・・
ん?
これ、いつまでたっても溶けかけマーガリン状態から変わらないな・・・
15分くらいホームベーカリーに頑張ってもらいましたが、一向に変わる気配がないので、薄力粉を足して手でこねました。
粉が少なかったようです。少しずつ薄力粉を足してこねたらちゃんと塊になりました。よかったです。
この二種類の生地を合わせてのばして・・・この工程が表面さくさくパイ生地のポイントなんですね。
10個分の生地ができました。これを延ばしてあんを包みます。
生地を延ばして・・・
包む工程の写真がないのは粉だらけでカメラに触れないからです。
包み終わったら溶いた卵黄をハケでぬりぬり。
仕上げに黒ゴマをまぶして、オーブンで焼きます。
出来上がり!
できました!オーブンの音出る機能が壊れてて、焼き上がりに気付くのが遅れましたがちゃんとできてます。
中はあんこと黄身がこんにちは。
表面カリカリ、甘いのとしょっぱいののコラボでお茶が進みます!
ナッツなどいろいろ入っている月餅も好きですが、一つで二度おいしい?蛋黄酥もなかなかです。
粉ものはこねすぎる傾向があるので実は苦手なのですが、ホームベーカリーだとたまに触って確認するだけで私がこねるよりよっぽどちゃんと仕上げてくれるので助かります。
腕に覚えのある方は普通に手でこねてOKですよ。私も次回からは油酥皮だけは手でこねようと思っています。
今回は、こちらの本のレシピを参考にしました。おいしかったです!
写真には写ってないけど、何個かあんこはみ出てホラーみたいなのが出来上がってたから、来年の中秋節は全部成功するように頑張るw
それでは、再見!