Facebookで、「豆花ドウファ作り」というイベントのお知らせを見かけました。
実は以前も台湾大好きな日本の方に豆花作りを教わったことがあるのですが、その時は失敗して全く固まらず、ただの豆乳をすすってきたという悲しい思い出があります。
今度こそちゃんとした豆花を台湾の方に教わりたい!と思いすかさず参加ボタンをポチっとな。
さて、うまくできるのでしょうか?
你好!oneichinです!
寒天やゼラチンで作る豆花レシピも見かけるけど、あれはただの豆乳プリン。
台湾で食べるあの豆花とは全然別物の口当たりだから、絶対本場のレシピで教わりたい!
普通に豆花のことを書いていますが、豆花とは最近日本でもメジャーになりつつある豆乳のスイーツ。
豆花自体に味はほとんどついておらず、かけるシロップやトッピングでいろいろバリエーションが豊かになります。
温かいものと冷たいものどちらもあるので、季節を問わず楽しめます。
先週行った全国ご当地グルメッセでも、豆花食べてきたんですけどね。
今日は豆花とシロップと芋圓を作ります
さて、当日になりました。
市の施設のキッチンスペースでの開催でした。なんだか調理実習ぽくていいですね。
本日の先生である林(リン)さんは、日本に来て11年で、日本語ペラペラです。
台湾華語講師もされているようで、習っていたという生徒さんも参加されていました。
中国語もいずれ習いたいと思ってはいるものの、私が習いたいのは大陸のではなく台湾華語の方なので、なかなか地元でお教室を探すの大変なんです。
いつか機会があればお願いしたい・・・
- 豆花を作る
- シロップを作る
- 豆花が固まるのを待っている間に芋圓(ユーユェン)を作る
とのこと。
豆乳すすった夏の日を思い出す・・・緊張してきた。
まずは、一番の鬼門である豆花作り。
先生の許可をいただいたので、レシピを掲載します。
豆花の材料
- 豆乳(無調整・9%以上のもの)・・・300ml
- 硫酸カルシウム・・・1g
- コーンスターチ・・・4g
- 水(水道水がベスト)・・・30g
硫酸カルシウムは、聞きなれないかもしれませんが要は石膏です。
なかなかスーパーなどでは売っていないので、ネットで買うのがおすすめです。
そんなに高いものでもないです。安いものだと200円台からあります。
水は、ミネラルウォーターなどではなく水道水の方が固まるんだそうです。
材料を用意したら、使う道具(鍋、ボウル、おたまなど)をすべてしっかり洗います。
油気があると失敗する確率が高いそうです。
ズボラな私にとって地味に忘れそうな作業!!
豆乳を混ぜながら80~90度まで温めます。
温度計があると便利だと思いますが、鍋から湯気が出てき始めたら80度くらいです。
先生曰く、「沸騰させてはダメ」とのこと。気を遣って混ぜ混ぜ。
その間に、丼やボウルなどに硫酸カルシウム、コーンスターチ、水を入れてよく混ぜておきます。
少し置くと水と分離してしまうので、温めた豆乳を入れる前によく混ぜます。
豆乳がいい感じに温まったら、丼に入れた硫酸カルシウム、コーンスターチ、水を混ぜておいたものの中に高いところから勢いよく注ぎます。
対流させて成分を混ぜるので、躊躇せず行きましょう。
勢いよく豆乳を注いでいるとき、スリランカとかモロッコの伝統の「高いところからミルクティ注ぐ人」のことを思い出したよ。
すかさず蓋をして30分以上置きます。
これでおしまいです。
どうなってるのかはしばらくしないとわからないので、ドキドキしながらもシロップづくりに入ります。
しばらくしたら蓋を開けて、プルプルしてたら冷蔵庫で冷やします。
豆花&芋圓用のシロップを作る
待っている間にシロップを作ります。
シロップの材料
- きび砂糖・・・140g
- 水・・・400ml
小鍋にきび砂糖だけを入れて、弱火で炒めます。
炒めることによって、香りがよくなるそうです。
確かに、炒めているとふわっと香ばしいいい香りがしてきます。
徐々に水分が出てきて塊ができ始めます。
そしたら、水をそっと注ぎます。ジャーッとなるのでお気をつけて。
水を入れたことで一気に温度が下がってびっくりするほどガチガチの砂糖になります。岩みたい。
これを無理やりどうにかしようとしても固くて手に負えないのですが、このまま弱火で放置しておくと水が温まり、砂糖も自然に溶けます。
沸騰したら3分ほど煮詰めて完成です。