大同といえば、「大同電鍋(ダートンディエングォ)」がだいぶ市民権を得てきましたね。
雑誌Martでも特集が組まれたり、コレド室町テラスの電鍋ワークショップがあっという間に満席になったりと・・・
我が家にも電鍋はあって大活躍していますが、今回は別なアイテムのお話。
你好!oneichinです!
電鍋はかれこれ3年くらい前からお世話になってるよ。
ご飯はこれで炊くし、焼売や温野菜、ゆで卵も電鍋。
今ではなくてはならないアイテム!
前から大同の製品でほしいものがあり、一年位悩んでいました。
それが大同「フュージョンクッカー」。
台湾での呼び名は「複合料理無水鍋」だそうです。
欲しかった理由
深鍋とグリル鍋、金属蓋とガラス蓋の4アイテムを組み合わせて、無水鍋やホットプレート代わりになったり、鍋料理などもできてしまう、まさに「複合料理鍋」。
バーミキュラやストウブも一時期心惹かれたことがあったのですが、店頭で持ってみた結果思ったのが・・・
重い。
鍋だけでも蓋だけでも重いし、合わさった時の重さが私にとっては半端ないです。
今はまだいいけど、年を取ったらこれを気軽に洗って棚にしまったりできるのでしょうか(常に安全安心な老後のことを考えて生きております)。出来る気がしません。
一度しまったら面倒で使わなくなりそうだから、ずっと目につくところに置く必要がありそうです。
「すぐに使えるように常にコンロの上に置いている」という方もいらっしゃるようで・・・
「無水鍋は興味があるけど、重くなくて火を使わないので安心。あと家にホットプレートがない」という理由で今回フュージョンクッカーを導入することに決めました。
液晶パネルがついている部分はIHヒーターになっているので、IH対応の鍋を用途に合わせてチェンジして利用する感じですね。
組み合わせ次第で「加熱モード」「グリルモード」「煮込みモード」「ケーキモード」 の4つの調理法が選べます。
取扱説明書はWEBでも見れるのですが、一点不安なところがありました。
WEBの取扱説明書には「グリルモードでは8段階の温度を選択することができます。60℃/110℃/130℃/150℃/170℃/200℃/230℃」となっていて、7種類しかありません。
しかも、60℃の次が突然110℃です。
低温調理に適した75℃とか80℃辺りがないなんて・・・!と思っていたのですが、訂正のビラに80℃が抜けていたと記載がありました。おかしいなと思ってたんですよね。でもよかった。
ちなみに、付属のレシピ本はメジャーなものからマニアックな台湾料理がずらり・・・と期待していましたが、そんなことはなく肉じゃがやカレーなど、日本向けのメニューでした。個人的には嬉しいような残念なような。
大概の人は日本向けのメニューの方が安心ですよね。
とりあえず使ってみよう
どこに置くか悩み、電鍋の隣に置いてみました。
同じメーカーの商品だけあって、新!旧!っていう佇まいにうっとり。
記念すべき一品目は何を作ろうか迷いましたが、レシピ本の一番最初に載っている「トマトチキンカレー」を作ってみることにします。
といってもすることは、野菜を切って入れ、鶏肉を切って入れ、上にカレールーを乗せて終わり。
水分は白ワイン100mlだけ。
これで金属蓋をして、「煮込み」モードを押すだけです。
こんな作り方でカレーを調理するのは初めて。
普段作ってるトマトとスパイスから作るカレーですら、水分500mlくらいは入れているのに・・・不安!!
タッチパネルでピピピと操作して、「煮込み」にすると、勝手に調理が始まります。
「加熱」や「グリル」は火力やタイマーで時間を設定できますが、煮込みはただお任せするだけです。
レシピ本の煮込みモードページは、全部「目安時間約60分」となっているのですが、もしかすると自動調理と言いつつ一律60分なのでは・・・という予感も少ししています。
しばらくはシーンとして何の音もしないので、本当にお前は生きているのかと声をかけたくなりますが、30分すぎたくらいから何かが沸騰している音と、カレーのいい匂いがしてきました。
ラスト10分前になると、ピーと音が鳴りカウントダウンが始まります。
出来上がるとまたピーと音が鳴り、Finの文字が出ていったん終了です。
ドキドキしながら中を開けると・・・
どこから湧いてきたのかっていうくらい水分が出まくっていて、いい感じです!
仕上げにプレーンヨーグルトを入れて、全体的にルーが溶けるまで混ぜて、今度は「加熱モード3」にして5分煮ます。
5分後、ピーという音とともに完成しました。
フュージョンクッカー第一号メニュー、トマトチキンカレーです。
切ってほぼ放置しただけなのに、ちゃんとカレーになりました!
個人的に気になったのは、仕上げに入れたヨーグルトが溶け切らず白いつぶつぶが消えないこと。
出来上がったあと結構しつこく混ぜたんですがダメでした。
味には何の問題もないのでいいんですけど、見た目あまりよろしくないですよね。
あと、レシピ本の分量だとカレールーがちょっと多かったかもしれません。もったりしすぎました。
よかったところは、お肉は柔らかく野菜は各々の味がしっかりしてカレーに負けてないこと。
にんじんは「オッス!オラにんじん!」ていうくらい味が濃くて、昔のにんじんを思い出しました。
子供のころのにんじんって味がすごく濃くて匂いもきつくて、鼻をつまみながらじゃないと食べられなかったんだよね。
今となっては野菜の味がするあのにんじんが懐かしい・・・
これからは電鍋に加えてフュージョンクッカーも仲間に入れて、台湾料理に限らず色々なものを作っていきたいと思っています。
グリルモードやケーキモードも早く使ってみないと!
無水鍋・ホットプレート・グリルプレート・土鍋が一気に手に入ったと思えばお得かも。
今度これで焼き肉とか寄せ鍋やってみよう♪
それでは、再見!