街で見かける「四神湯(スーシェンタン)」の文字。初めて見たときは何だろう?と気にはなったけどなかなか買うタイミングがなく・・・
四神湯とは、ざっくり言うと漢方4種類とモツの入ったスープです。
もともとは4人の臣下がこのスープを飲んで元気になったという説から「四臣湯」と呼ばれていたみたいですが、「臣」と「神」が同じ発音なので、「四神湯」になったらしいです。
淮山(ファイシャン=乾燥山芋)、芡實(チェンシー=鬼蓮の実)、蓮子(レンズー=蓮の実)、茯苓(フーリン=サルノコシカケ科のマツホド)の4つの漢方が最低限入っているようです。
勇気を出して初めて持ち帰りで購入したら、ビニール袋にパンパンに入れてくれました!
後でこれに入れてねってことで紙のカップもくれましたが、スープの量が多くて入りきらず、ホテルのコーヒーカップ総動員して移し替えました。
絶対これ入らないよな・・・と思いながらホテルに戻った記憶が。
你好!oneichinです!
四神湯って文字だけだとよくわからないし、日本で似たようなスープがあるかというと・・・多分ないかも?
美肌にもいいらしいし、免疫力を高めると言われてるので女性には人気なんだって。
そんな謎に満ちたスープ、四神湯を作ってみるよ。材料さえそろえば簡単!
材料をそろえるのが面倒なので、キットを使います
漢方薬屋さんに行けば一通りそろうのでしょうが、先日このブログではおなじみの新大久保の華僑服務社で四神湯セットを買ってきたので、こちらを使います。
その時の記事はこちら↓
ネットでも購入可能です♪
- モツを湯がく
- 水の中に漢方とモツを入れ、煮る
書き出すまでもなく簡単な行程です。
材料
- 水・・・1800ml
- 四神湯キット
- モツ・・・適量
- 塩・・・小さじ4
- 米酒(普通のお酒でも可)・・・大さじ1
四神湯キットの中を開けてみましょう。
石膏ボードみたいなのが多分淮山。
茯苓も多分白くて小さいやつだと思うんだけど、あまり区別がつかないw
白くて大きい実が蓮子、茶色くて小さいのが鬼蓮の実かな?
別の袋に薏仁(イーレン=はと麦)が入っているよ。これも美肌には必須だね。
まず、生のモツの場合は塩でもんで一度湯がきます。
今回はもつ鍋用のボイルされたモツが売られていたのでそれを使いました。
2時間くらい煮込むので、フュージョンクッカーで作ってみます。普通の鍋でも全然OKです。
材料を全部入れて加熱3(ガスで言うところの中火)にセットしてスタート。
しばらくすると、あくが出てくるので取り除きます。
煮立ったら、少し弱めでコトコト煮込むだけです。あくを取ってから1時間半くらい煮込みました。
漢方薬と塩とお酒しか入れていないのに、煮込んでいる間ものすごく優しくていい匂いがします!
四神湯には肉まんがつきものなので、今回わざわざ井村屋のゴールドプレミアム肉まんを買ってきました。
下に沈んでいますが、柔らかくなったモツと漢方たちがこんにちは。
やだ・・・これ、いくらでも飲めちゃう・・・
この中に入っている漢方はすべて食べることができます。蓮子や淮山はホクホクになっています。
スープは絶妙な塩気と優しいのど越し。これは弱った体にもよさそうです。
体に優しいスープなのに、肉まん2個も食べちゃいました。体に悪そう。
キットさえあればいつでも簡単に作れちゃう四神湯。
またキットを調達しておいて、食べすぎ飲みすぎ胃のもたれの時に作ってみようっと♪
それでは、再見!