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一日料理教室で台湾屋台料理を習ってきました。

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私の住む地域には、ございんという料理教室があります。

月に一度、市内に住む料理上手な外国人の方を講師にお招きして、その国の料理をみんなで作って食べようというコンセプトで活動をされています。

エルサルバドル、アメリカ、パキスタン、ブルキナファソ・・・いろいろな国の方が住んでいるんだなぁと実感しますね。

今回は台湾編ということで、私も参加を申し込みました。

你好!oneichinです!

こちらのお教室は二年前に一度参加したっきりで、なかなかそのあと参加できなかったので今度はぜひ!

楽しみだな~♪

3品も作るらしいです

場所は、前回豆花ワークショップを行ったところです。

参加者は30人弱。かなり集まっています。

今回作るのは滷味(ルーウェイ)、赤肉羹麺線(チーロウガンミェンシェン)、 花生捲冰淇林(ファシェンジュエンビンチーリン)の3品です。

滷味は煮込み料理の事です。

五香粉がきいていて、街を歩いているとどこからともなくこのにおいがしてきて食欲をそそります。

屋台の滷味は、様々な具材が積まれているところからトングで好きなものをザルに取ってお店の人に渡すと、スープの中に入れて軽く煮込んでくれて、食べやすい大きさにチャチャっと切ってビニールにざざっと入れてくれるという、初めて台湾に行ったときはお作法がよくわからなくて買っている人のことを遠巻きに眺めるだけだった記憶があります。

最初緊張したな~。整理番号言われても聞き取れなかったし。
聞き取れなくてもお店の人や優しい周りの人が「あなたのだよ!」って声かけてくれるからありがたい。

今はばっちり余裕で買えますが、最初ドキドキでした。

食堂で食べる滷味は、注文すれば盛り合わせの状態でやってくるので、こっちの方が楽といえば楽ですね。

どこの店でも待ってるだけですごい量の滷味が来る

赤肉羹麺線は、脂身のない肉を使った、とろみが強めのあんかけスープの中に麺線が入ったものです。

肉羹と麺線は別々に食べたことはありますが、合わさったのは初めてなので楽しみ倍増です。

花生捲冰淇林は、クレープの生地にピーナッツの粉とアイスと香菜を合わせて巻くという、初めての場合なかなか味の想像がつきにくいデザートです。

これは九份で食べたことあります。香菜がミントみたいなさわやかさで、結構あうんですよ。

日本人だとわかるとお店の人が勝手に香菜抜きで作り始めて、慌てて「要香菜!」と言って入れてもらった思い出が。

みんなそんなに嫌なのかな?美味しいのにな~。

日本人は香菜抜きの人が多いみたいね

断面図はこんな感じです。

ちなみに、アイスと謳っていますが厳密にはアイスクリームではありません

短時間にこんなにたくさん作れるのかな?と少し不安になりつつ、今回の講師の方のデモを見守ります。

かわいらしい台湾人カップルが講師でしたが、作るのは彼氏さんのみで、彼女さんは料理全然しないそうです。

得意な方がやればいいですからね。バランス取れてていいカップルだと思います^^

各テーブルには、すでにある程度の材料がスタンバイされています。

なんかの耳もあるね

作業しながらなのでなかなか写真が撮れなかったので、あっという間に完成写真になっていくかと思いますがご了承ください。

慣れた手つきでシイタケを切っていく彼氏さん

まずはデザート用のクレープ生地を作るのに時間がかかるので、一番最初に作って寝かせておきます。

そして滷味。大鍋に煮込みスープを作り、鶏手羽先、ゆで卵、しいたけ、大根を入れて煮込み、ある程度しみたら昆布、厚揚げ、豚の耳など切って入れて煮込んで終了です。

スープの材料にコーラを使うのが意外でした。ダイエットコーラなどではなく、普通のコーラじゃないとだめだそうです。

八角も入れますし、五香紛は大さじ4くらい入れるのでビビる参加者。

私も普段滷肉飯作る時は小さじ1とか2の世界なので、大さじ4も入れることにビクビクです。

でも、ございんの方が「美味しいかそうじゃないかは別として、現地の味を楽しみましょう」とおっしゃっていたので、律義に指示された量を入れました。

滷味を煮込んでいる間に、今度は赤肉羹麺線です。

豚もも肉の塊を豪快に切っていきます。

一人100gくらいの量なんですよ

肉羹は何度か食べたことがありますが、こんな豪華なお肉は初めてです。

大体、食堂で出てくる肉羹は豚小間みたいなお肉が多かったので・・・

他の参加者の方が「台湾から日本に留学しに来るくらいだから、いいとこのぼっちゃんで、家ではいいお肉使うんじゃない?」と言っているのを聞いてちょっと納得しちゃったw

お肉に下味をつけてしばらく置いている間に、野菜を切ったり麺線用の麺を煮ます。

麺線はなかなか手に入りにくいので、代わりに何を使うのかな?素麺だとぐずぐずになっちゃうし・・・と思っていたら、なんと皿うどん用の麺でした!

日本で麺線を食べたくて、いろいろ試した結果、皿うどん用の麺が近いということに気付いたんだそうです。

よくこれにたどり着いたな~と思います。確かに、あんかけにも負けず麺の形を保ちますからね。

麺線用に沸かしたスープで下味をつけたお肉を軽くゆで、炒めた野菜を入れて皿うどん用の麺を入れしばし煮込みます。

素麺と違って、しばらく煮てても大丈夫なところがすごいです。

滷味と赤肉羹麺線が一段落したところで、デザート用のピーナッツ粉を作ります。

黒糖と砕いたピーナッツをフライパンで炒めて・・・

雑に炒めると、固まりが大きくなってあとで巻きづらい

寝かせておいた生地も焼き、冷めたところでアイス、黒糖ピーナッツ粉、香菜を乗せてくるくるっと巻いて完成!

というわけで、完成です

きれいに盛り付けて、それっぽくなってきました!

見た目からしておいしそう過ぎる

こんな大量の麺線食べるの初めてです。軽食とは程遠い量。でも、お味もばっちりでした!

もうちょっと味濃いめの方がよかったかな?この辺は好き好きだと思います。

滷味はまさに台湾屋台の味!色の割にしょっぱすぎず、お酒のつまみには最適だと思います。

私は飲めないので普通におかず代わりですが・・・

地味なビジュアルですが美味しいんですよ

花生捲冰淇林も、アイスが溶けるのとの戦いになるためじっくり味わうことができませんが、アイスの甘さと香菜のさわやかさが相まって、とっても美味しいです。

台湾は暑いのにこのデザート大丈夫?と思うかもしれませんが、台湾ではタロイモペーストを冷やしたものをアイスとして使っているので、溶けないんです。

甘くないし乳製品的なコクもなく、お腹に結構たまります。さすが芋。でも美味しい。

まとめ

作りなれてるなって感じで、彼氏さんはサクサクと三品あっという間に作り上げました。すごい!

味もどれも忠実に再現されてて、日本でここまで台湾料理が作れるなんてと感動して帰ってきました。

皿うどんの麺で麺線は、私もぜひ今後そうしたいと思います。

お腹いっぱいまで食べて、タッパーに入れて持って帰ってきてしばらく家でも楽しめたよ。

今度業務スーパー行ったら、皿うどん用の麺買って来なくちゃ!

楽しい時間を過ごさせていただき、講師の方やスタッフの皆様に感謝です。

それでは、再見!

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